「聴くこと」が社員のこころのストレスを和らげる

2007-05-16

70歳代のご夫婦との出会い

先日、初めてお会いしたご夫婦と1時間ほどお話する機会がありました。70歳代というのに、Excelを使ってデータをつくり、地域で活用されているのだそうです。すごい70歳です。

その中で、こんな話がありました。

「○○電気で中古のパソコン買ったんだけれど、聞いてくれるかい?データの移行をお願いしたんだ。そうしたら、全部話をしていないのに、即座に「できません」というんだ。別に悪口を言うわけではないんだが、もう少し人の話を聞いてから言って欲しかった。」

それからもお話をお伺いしましたが、「話を聞いてもらえなかったこと」に疑問を抱いているように感じました。

ある女性の話

会社にお勤めの既婚女性。

最近、仕事上で部下との人間関係に悩んでいたそうです。直属の部下の話なので、社内では誰かに相談しにくい。そこでご主人に相談したんだそうです。

その女性の話はこうです。

「会社での悩みを主人に相談したんです。最初だけは私の話を聞いてくれたんですけど、主人はすぐにアドバイスをくれるんです。主人は私のことを考えていってくれているのはわかるんですが、私はもっと話したいし、もっと聞いて欲しかったんです。」

結局、モヤモヤは解決しないままだったそうです。

「話す」と「放す」

私の知人のカウンセラーは、こう言います。

「竹内さん、知っています?人ってね、普段あまり話を聞いてもらえないんですよ。話し手はもっと自分の話を聞いて欲しいだけなのに、アドバイスしてくれる人が多い。アドバイスされると、なんだか悪いことをしたような感じになって、かえって逆効果のことが多いんですよ。

最近、ストレス社会っていうじゃないですか。それって、話し足りないんじゃないかと思うんですよね。話をじっくり聞いてあげるだけで解決することが多いんです。だから、カウンセラーはとにかく聞くんですよね。

「話す」と「放す」んです。普段言えないことを話して、放すだけで、ずいぶんと楽になるんですよ。」

とにかく、聞いてあげよう

他人の話を聞いていると、こっちも話したくなりますよね?その気持ち、よくわかります。私もそうでした。

相手が話すだけでストレスが軽減されるなら、アドバイスなしでじっくり話を聞いてあげるだけで、相手は変わるかもしれません。できれば、「へぇ」「ふ~ん」「うんうん」とあいづちを打つと効果的です。

お試しください。

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