第253号 「相手の話を聞く」とは何か

2009-01-03

2009/1/3配信 第253号
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し ご と の み ら い
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━☆ 今回のトピックス ☆━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥…━…‥‥

1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:「相手の話を聞く」とは何か?
3:あとがき

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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
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4歳の娘が最近すごろくにはまっています。
もう少し高度にしようかと思い、「人生ゲーム」を買ってきました。

「作ったゲームソフトが大ヒット」 とか
「インターネットで自分のホームページを作る」 とか

人生ゲームも時代が反映されているんですね。

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┃2┓「相手の話を聞く」とは何か?
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昨日は、『自発的なチームを作る「偉人達の共通点」』と題し、チームをど
のように動かしたらいいのか分からなかった2005年当時のわたしが、リーダ
ーシップに長けた偉人の本を読んで気づいた共通点についてお話しました。

その共通点とは、「聞く」「問いかける」「褒める」の3点でしたよね?

今日は、「聞く」についてのお話をしたいと思います。

▼「話を聞く」ことが下手だと思っていなかったわたし

「相手の話を聞く」

とても大切なことですよね?「話を聞いてくれた分だけ、相手も話を聞いて
くれる」という言葉を見て、「そうだそうだ」と思いました。

2005年当時のわたしは、相手の話を聞くのが苦手とは特別思ったことはあり
ませんでした。「話を聞いていない」と指摘されたこともありません。シス
テムエンジニアという職業は、相手の話を聞いて、それを具現化する仕事。
むしろ得意だと思っていたぐらいです。

話を聞く…そんなことは簡単です。相手の話を聞けばいいのです。そう思っ
ていたわたしは、それ以上学ぶ必要性など考えたことはありません。

▼カウンセラーの先生との出会い

ちょうどこの頃、知人の紹介でコミュニケーションに関する講座を開いてる
カウンセラーの方と知り合いになりました。

正直なところ、さほど興味がありませんでしたが、知人の紹介という手前、
「1回ぐらいは付き合いで行ってみるか」という軽い気持ちで、コミュニケ
ーションの講座に参加してみることにしました。

▼コミュニケーション講座とは?

その講座は、相手の話をとにかく3分間聞き続けるという内容でした。こち
らが発していい言葉は、

「相手の話を要約して繰り返すこと」

だけ。

わたしは、5名のスタッフを率いるデザイン事務所の経営者の女性と話すこ
とになりました。

彼女は、こんな話をしてきました。

「わたしのデザイン事務所は、わたしが一人で始めました。業績は順調に伸
び、今では5名のスタッフを抱えています。けれども、5名のスタッフは言
ったことはちゃんとやってくれるんですが、自分からは動こうとしないんで
すよね。だからわたしはそれをどうにかしたくてコミュニケーションや心理
学を勉強しているんです。」

わたしはこの話を聞いて、「あっ、わたしと同じ境遇だ」と思いました。

今までのわたしだったら、

「あ~、よくわかります、そうですよねぇ、自ら動いてくれないんですよね
~。わたしも全く同じ環境にいるんですよ。それをどうにかしたいんですけ
どねぇ、なかなか難しいですよねぇ。」

とか、

「それじゃうまくいくはずないですよ。そんなときはこうしたらいいんです。」

とかなんとか話していたと思います。ひょっとしたら、ここでわたしの境遇
を話し出して、わたしが話し手になっていたかもしれません。

でも、今日はわたしのことを話してはならないんです。聞き手のわたしが話
してもいいのは、

「相手の話を要約して繰り返すこと」

だけ。

『なるほど、○○さんのスタッフさんは自発的に動いてくれないんですね~』

自分のことを話せないなんて…これがすごいストレスなんです。

▼一方で、相手の経営者は…

わたしの「あ~自分のことを話したい!」という欲求をよそに、相手の女性
経営者は、

「そうなんですよ!自発的に動いてくれないんです、それで…」

と深い話に入っていきます。しばらくして3分経ったことを知らせるタイマ
ーのアラームが「ピピピピッ」と鳴りました。。

そして、話したいだけ話した彼女が発した言葉は、

「話してスッキリしました。スタッフにもいろんな思いがあるのかもしれま
せん。その思いを聞いてあげて、わたしの思いとつなげられたらみんなも動
いてくれるかもしれませんね。」

▼話を聞き続けることで気づいたこと

わたしは、3分間という時間がこんなに苦痛だとは思っていませんでした。

「自分のことが話せない」

けれども、話し手の女性経営者は、話してスッキリしただけではなく、何か
に気づいたようです。

「なんだこれは?」と思いました。

このときわたしは思いました。

『わたしは今まで、相手の話を聞いていたつもりだったけど、全然聞いてい
なかったんだな。』

なぜなら、わたしは自分のことを話そう話そうとして、相手の話どころでは
なかったからです。

明日は、「相手の話を要約して繰り返すこと」の意味についてお話したいと
思います。

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