第261号 相手に気づきを促す問いかけのポイント
2009/1/11配信 第261号
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し ご と の み ら い
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1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:相手に気づきを促す問いかけのポイント
3:あとがき
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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
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今日の新潟は昨日の吹雪とは対照的に、とてもいい天気となりました。
(特に午前中は。)
青い空とパフパフのパウダースノー。
今日はスキーに行きたかったですね。
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┃2┓相手に気づきを促す問いかけのポイント
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私がチームマネジメントをするようになって「自発的な部下はどのように育
てるんだろう?」と悩んでいたとき、偶然出会った一冊の本がヒントをくれ
ました。それは、「あなたはどう思う?」と相手に問いかけることでした。
昨日は、実際に私が経験した問いかけの効果についてお話しました。
相手に「あなたはどう思う?」と問いかけると、それが相手の思考のトリガー
となり、自分の中に新たな考えを探しに行くようになるというお話でしたね。
今日は、『相手に気づきを促す問いかけのポイント』をお話します。
問いかけのポイントはたくさんあります。
今日は、その中でももっとも重要だと思うことをお伝えします。
▼イメージしてください
あなたは20名の部下を持つリーダーです。
部下がお客さんに提出する書類のレビューをあなたに求めてきました。
「○○さん(あなたの名前です)、この書類のレビューをお願いします。」
経験豊富なあなたは、部下の書類を見ます。
「ここはこうした方がいい」
「この書き方はこうじゃない」
いろんな思いを抱くでしょう。
さて、リーダーのあなたは部下にどう問いかけますか?
▼部下に問いかけてみてください
唐突かもしれませんが、部下にこう問いかけてみてください。
「○○君(さん)、あなたはどう思う?」
それに対してあなたの部下は、
「よくわからないです。」
「△△をもっと変えたほうがいいと思います」
いろんな意見を返してくるでしょう。
一方あなたは書類に目を通して、
「ここはこうした方がいい」
「この書き方はこうじゃない」
と、いろんな意見を持っています。
さて、あなたならこの後どんな問いかけをしていきますか?
▼自分の意見に誘導したらアウト
このシーンは、私も何度も経験したシーンです。部下の書類を見て、
「ここはこうした方がいい」
「この書き方はこうじゃない」
と、私なりの意見がある。
実は、このときに失敗を犯しやすいんですね。
たとえば、わたしの理想の書類が「Aという書き方」だったとしましょう。
まず、指示命令をしていた昔の私なら、きっとこう話したでしょう。
「○○君、この部分はAのようにしたほうがいいよ。」
けれども、相手に考えさせたい私は「あなたはどう思う?」と問いかけます。
実際の失敗として、わたしはこんな問いかけを繰り返しました。
「○○君、ここの書き方はAとBのどっちがいいと思う?」
このAとBでは、明らかにAの方を選択するような問いかけにするんです。
たとえば、夜寝る前に、
「歯を磨いたほうがいいと思う?磨かないほうがいいと思う?」
と問いかけたら、「磨いたほうがいい」と言うに決まっています。
▼効果がある問いかけと、やってはいけない問いかけ
効果的な問いかけというのは、
【相手が新たな気づきや発見を得られる問いかけ】
です。逆に、やってはいけない問いかけというのは、
【自分が意図した方向へ誘導する問いかけ】
なんです。
「Yes/No」で答えられる問いかけは危険信号。
相手を誘導しようとしている恐れがあります。
答えを言わせようとする問いかけは、その誘導感が相手にも伝わり、
「違和感」や「誘導感」「無理やり感」となるのです。
▼自分の思い通りに動かそうとしてはいけない
つまり【相手を自分の思うように動かそうとする問いかけ】はNG。
これが、問いかけをする際の重要なポイントです。
問いかけの一番の難しさはここです。
逆に言えば、これさえクリアすればさほど難しいことではありません。
自分の意見は脇において、
相手が新たな思考を生むトリガーだけを与えればいいんです。
今の私なら、こんな問いかけをするでしょう。
「この書類をもっと良くするとしたら、○○君ならどうする?」
「最高の書類の出来が10点満点だとしたら、今何点ぐらい?」
「今のままお客さんにもって行ったら、最悪の場合どうなりそう?」
基本は「あなたはどう思う?」です。
明日は、自分の考えを脇に置き、相手に効果的な問いかけができるように
するトレーニング法についてお話したいと思います。
今日の内容のご感想をいただけるとうれしいです。
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