第279号 自発的な人材を育てるために意識すべき優先順位

2009-01-29

2009/1/29配信 第279号
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し ご と の み ら い
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いつもお読みいただきましてありがとうございます。

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コーチングを中心に、リーダーシップ、マネジメント、組織作り、
モチベーションアップ、自分自身との関わり方など
あなたのビジネスや生活に役立つ情報をリアルタイムにお送りします。

熟読するもよし、ヒントにするもよし。あなたの立場でご活用ください。

解除方法はこのメルマガの最後にあります。

━☆ 今回のトピックス ☆━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥…━…‥‥

1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:自発的な人材を育てるために意識すべき優先順位
3:あとがき

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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
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今日も東京です。

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突然ですが、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

プリンの底には、キャラメルソース(?)が入っていますが、ソースは本来、
プリンの上にかけるものだと思います。

プッチンプリンは「プッチン」するとちゃんと上にきますが、それ以外のプ
リンの多くもキャラメルソースが底に入っていますよね?プッチンの棒がつ
いていないのに…。

プリンの最後になってソースに出会うのが残念でなりません。

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┃2┓自発的な人材を育てるために意識すべき優先順位
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メルマガの252号で、『自発的なチームを作る「偉人達の共通点」』という
お話をしました。

その共通点とは、何度も繰り返してお話してきましたが、「聞く」「問いか
ける」「褒める」の3つでしたよね?

さて、この3つの中で優先度をつけるとしたら、どれがもっとも優先度が高
いと思われますか?

▼自発的に考えてもらうために必要なこと

自発的に考えるよう習慣づけるには、相手の思考のきっかけになるトリガー
を与えなければなりません。

となると、

「聞く」はこちらからすれば受動的です。相手にとってのトリガーにはなり
そうにありません。

「問いかける」はこちらかすれば能動的です。問いかけることで相手は考え
出しますから、考えるヒントにはなりそうです。

「褒める」もこちらからすれば能動的です。褒めることで相手はモチベート
し、やる気を出しそうです。

ということは、「問いかける」「褒める」から始めればいいのでしょうか?

私たちは一度にたくさんのことを意識できません。そのために、優先順位を
つけて順番にやっていくのがよさそうです。

「聞く」「問いかける」「褒める」に優先順位をつけるしたら、あなたなら
どれからはじめますか?

▼多くの人が犯してしまう優先順位の過ち

これまでコーチングは「自発的な人材を育てる」というフレコミで広まって
きました。そして、コーチングは「質問型のコミュニケーションスキル」と
言われています。

問いかけることによって相手に考えるきっかけを与えますし、「質問力」が
重要だと言われています。

確かに質問力はとても重要ですが、ここで「問いかけること」を優先順位の
一番にあげると失敗する可能性がとても高いのです。

▼JR福知山線の事故

2005年4月に起きたJR福知山線の脱線事故。今だ記憶に新しい方も多いので
はないかと思います。JR西日本は再発防止策の一環として、運転士の教育
についてさまざまな研究をしているそうです。

その後の調査によれば、

「JR西が上司と部下の関係を研究 仲が悪ければほめても逆効果」

という結果が出たそうです。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081020/trd0810201220007-n1.htm

一部引用します。

『「効果的なほめ方、しかり方」について、運転士や管理職計530人に
アンケートなどを実施。部下が工夫した点を上司が評価した場合は業務
への責任感が上昇するが、評価しなかったときは責任感が低下すること
がわかった。ただ、上司との関係が悪ければ、責任感が低下するという
結果も出ており、「上司と部下の関係が良好な状態を保ったうえでほめ
ることが重要」(同研究所)としている。』

私たちは叱られるよりも褒められたほうがうれしいですし、やる気にもなり
ます。けれども、当然のことですが、表面的に褒められてもなんとなく違和
感が残ってしまい、逆に嫌な感じさえすることがあります。

同じように、むやみに問いかけられても、

「警察の尋問じゃないんだからそんなに聞くなよ」

と思ってしまうこともよくあることです。

JR西日本の調査のように、こちらからの能動的な振る舞いには、

【信頼関係】

という前提がなければ、かえって逆効果となってしまうのです。

▼信頼関係を作るためには?

私たちの言葉には、「話しすぎた」という言葉はありますが、「聞きすぎた」
という言葉はありません。言い換えれば、多くの人が話を聞いてほしいと思
っているのではないかと思います。

信頼関係というものは、相手の欲求を満たすことによって生まれます。その
ためには、こちらから問いかけたり褒めたりすることよりも、まず、

「なるほど、○○と思っているんだね」
「うんうん、そういうこともあるよね」

と、話を聞いてあげることが重要なのです。

JRの調査結果のように、褒めりゃいいってものではないのです。

実際、プロコーチである私のコーチングセッションでの時間の使い方の多く
は話を聞くことが中心です。

話を聞くこと、問いかけること、褒めること…その比率を10点で分けるとし
たらどのような比率になると思いますか?

その『黄金比率』はですね…

『○(聞くこと):○:(問いかけること):○(褒めること)』

なんですよぉ。

このお話の続きは、また明日。

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