第283号 信頼関係を作る聞き方-場が作る「話しやすさ」
2009/2/2配信 第283号
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し ご と の み ら い
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1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:信頼関係を作る聞き方-場が作る「話しやすさ」
3:あとがき
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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
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東京へ来ています。
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┃2┓信頼関係を作る聞き方-場が作る「話しやすさ」
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【安心感が人を動かす】
信頼関係を作る話の聞き方についてお話しています。
昨日は、「聞く姿勢を見せる」というお話でしたね。
多くの人が「ながら聞き」をしています。
ほんの些細なことですが、
・相手をきちんと見ることで「聞いてもらっている感」が生まれます
・相手と向き合うことで、相手の表情から言葉になっていない情報がわかり
ます。
というお話をしました。
今日は、場が作る「話しやすさ」が信頼関係を作るというお話をしたいと思
います。
▼場で変わる「話しやすさ、話しにくさ」
あまり気にしたことがないかもしれませんが、私たちには、話しやすい場所
や話にくい場所があります。
例えば窓がないところで話をすればとても圧迫感がありますが、窓があると
ころでは何だかのびのびリラックスできる感じがします。
広い会議室にポツンと二人座ってする会話はなんだか間延びした話しづらさ
がありますが、適度に狭いほうが話しやすいと感じることもあります。
何か秘密の話をしたいときには、明るい場所よりも、ひそひそ話が似合う給
湯室のような場所がいいのかもしれません。
「重要なことは会議室ではなくタバコ部屋で決まる」と言いますが、元喫煙
者としてはその気持ちがよくわかります。
会話というのは、環境でずいぶん左右されるものですね。
▼聞き手の「場作り」もある
周囲の環境だけでなく、話しやすさは聞き手に左右されることもあります。
しかめっ面の人にはリラックスして話をしようとは思いませんし、
忙しそうにしている人ともゆっくり話をしたいとは思いません。
上下関係が作る緊張感が本音を話させないこともあるでしょう。
話しやすい場って、意識しないと案外できていないのかもしれません。
▼信頼関係を築き、本音で話してもらうために
話を聞くのがうまい人は、話やすい場を作るのが上手です。
それは、「会話をする環境」もあるでしょうし、「聞き手の環境」もあるで
しょう。
話しやすい場所、二人きりになれる場所など、必要に応じて場所を変えます。
また、緊張をほぐすために何気ない天気の話をしたり、冗談を言ったり、
「これから話をしようと思うんだけど、なんだか緊張してるみたいだね。」
など、こちらの表情を読み取って言葉にしてくれることで、「あ、ちゃんと
見てくれている」という安心感を覚えさせてくれます。
また、聞き上手はさりげない心遣いもあります。
例えば、相手が立っていれば聞き手も合わせて立つ。椅子が空いていれば、
そっと自分の横に椅子を寄せて座るよう促してくれる。そんな心遣いを感じ
ると、つい本音を話してみたくなるものです。
こういう、些細な気遣いや場作りは、とても大切だと思うんです。
▼この逆のシーンもたくさんあります
一方で、この逆のシーンもたくさん経験してきました。上司が座っているの
に部下の私が1時間も立ちっぱなしとか、逆に上司に合わせるためにしゃが
みこんで、ひざが痛くなってしまうとか。
そういう上司に限って、話を聞いてもらっているはずがいつの間にか上司の
独演会……聞き手が話し手になっていたりします。
それじゃぁ、信頼関係は生まれませんよね?
▼場作りは、聞き手が仕切る
多くの人が、話を聞いてもらいたがっています。いや、ひょっとしたら、
あなたやわたしを含めて、すべての人が話をきいてもらいたがっているのか
もしれません。
話を聞いてほしい人は、話をしたいことに一生懸命です。あまり他のことに
は気が回りません。ですから、場作りは聞き手が仕切るのです。
聞き手はどちらかというと、受動的に思われるかもしれませんが、場作りや
相手が話しやすいような表情を作ったりすることを考えると、聞き手という
のは、実はとても能動的な行動です。
聞くという行為の能動性について、心理学者のカール・ロジャースは「アク
ティブリスニング」という言葉を使いました。積極的に聞くことが、相手を
活性化させるといっています。
さりげないけれども能動的な行動が、
【○○さんはわかってくれる】
という信頼関係を作るのです。
「どんな場所だったら、相手は話しやすいかな?」
「私だったら、こんなところなら本音を話してもいいな」
場所、ちょっとした表情や冗談…些細なことでいいのです。
場作りが話しやすさを生み、それが信頼関係を生んでいくのです。
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┌───────────今日のポイント───────────┐
信頼関係を築くための話の聞き方には、「場作り」が必要。
「場作り」には、「周囲の環境」と「聞き手の環境」がある。
その環境作りは、聞き手が仕切る必要がある。
聞き手は受動的な行為に見えるが、実はとても能動的な行為。
聞き手次第で、相手の話は変わる。
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┃3┓あとがき
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明日新潟に帰ります。
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