第365号 違和感はオリジナリティを生む「お知らせ」

2009-04-25

2009/4/25配信 第365号
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し ご と の み ら い
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━☆ 今回のトピックス ☆‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━

1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:違和感はオリジナリティを生む「お知らせ」
3:あとがき

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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
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先日、昔乗っていた自転車を倉庫から出しました。

なぜなら、娘が自転車に乗るようになったからです。
言葉で説明するよりも、乗ってみせて真似をさせようという作戦です。

▼Skypeを使ったサービスのテストのご案内をしました。↓
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┃2┓違和感はオリジナリティを生む「お知らせ」
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昨日は、『「見た目」ではなく「仕組み」をコピーする』と題して、

・物事を始める時には、コピーしよう。
・コピーするのなら、表向きな「見た目」をコピーするのではなく、
裏側の「仕組み」をコピーしよう。
・仕組みをオリジナルにしていくことで、認められるようになる。

というお話をいたしました。

これに対して、読者の村岡さんよりご質問をいただきましたので、
今日は質問にお答えしようと思います。

▼村岡さんより

いつも配信ありがとうございます。実は、以前、市のプロジェクトのお手伝
いで市の個性を伸ばす教育についての討論をしていた時期があります。

その時に、いろいろ下調べしているうちに「最初は真似ることからはじめて
も、人には其々もって生まれた個性があるため、自分では真似ているつもり
でも、真似たことが上達するにつれておのずとその人の個性が出てきて、あ
る程度以上のレベルになれば自然に最初に真似たものとは違ってくる」とい
うことに気付きました。つまり、オリジナリティーはそれほど意識しなくて
も真似のレベルが上がれば必ずしも意識しなくても自然にでてくるものだと
言うことなのですが、これについてはどう思われますか?

村岡さん、ご質問ありがとうございます。

「オリジナリティを出すためには、それを意識する必要があるかどうか?」

についてですね?

私の意見では、

1:物事をはじめる最初の時は、真似による学習が効果的である。
2:あるレベルに達したときに、
「他人との違いを違和感として感じるかどうか?」
「それを超えたいと思うかどうか?」
がオリジナリティを生むか否かのカギとなる。
(模倣し続けても、それ以上にはならない。)

のではないかなと考えています。

まず、1についてですが…

20世紀最大の心理療法家、ミルトン・エリクソンは、
17歳まで小児麻痺の為に歩くことができませんでした。
そこで、赤ん坊が自分で歩き出す過程を観察することで、
同じ様にすれば歩けるのではないかと自らリハビリテーションを考案し、
実際歩けるようになったと言われています。

何かができるようになるプロセスとして、
真似るということは、学習の上で、
とても大切なことであることには間違いないと思います。

実際、私たちは生まれてから1歳ぐらいになると、
立って歩くこと、言語などを学びます。
これは、親を真似て学んでいるのです。
これを、模倣学習、または、モデリングなどと呼ばれています。

次に、2のオリジナリティについてですが…

あるレベルに達したときに、多くの方はスランプを体験します。
スポーツ選手などがいい例ですね。

スランプの時は、今まではうまくいっていたのに、
急にうまくいかなくなったり、
「何かが違う」というような違和感を覚えます。

この違和感が、これまで真似をしてきた「人」や「技術」と、
自分との差(つまり個性)なのではないかと考えています。
その違和感に気づき、それを乗り越えようと思うか?が、
オリジナリティを生むカギではないかと考えます。

たとえば、昨日のお話のとおり、私は人の文章を真似ます。
人の文章を真似て書くと、なんだかその人になれたようで、
最初は楽しいし、気持ちよくかけます。

それに慣れてくると、
「何か最近書けない」
「なんだか自分の言葉じゃないような気がする」
そんな違和感を覚えます。

コーチングもそうです。
コーチングの技法や、NLPなど体系化されたものを学びます。
(誰かが作ったものの真似ですね。)最初は学びが新鮮で楽しい
のですが、

それに慣れてくると、
「これは本当にこれでいいのか?」
「もっと○○に変えたほうがよいのではないか?」
そんな違和感を覚えます。

それでも違和感をそのままにして、真似し続けるのでしたら、
真似しているものを超えることはできないでしょう。
(オリジナリティは生まれないでしょう。)

そのスランプを抜けようという意識があるか?
そこから何かをさらに生み出そうとするか?
そこにオリジナリティが生まれるのではないでしょうか?

村岡さんのご意見の中にある
「オリジナリティはそれほど意識しなくても真似のレベルが上がれば
必ずしも意識しなくても自然にでてくるもの」
というのは、私もそう思います。

「自然に出てくるもの」がどんな形で出てくるかは
人それぞれかもしれませんが、
私の場合は、コーチングでも、文章でも
「スランプ」や「違和感」としてよく体験します。

オリジナリティのきっかけを作るための意識は必要ないのかもしれませんが、
スランプになったとき、
(つまり、オリジナリティを作れと「お知らせ」が来たとき)
それを乗り越えることには、意識が必要だと思います。

真似しているだけでは、それ以上にはなれませんから。

村岡さん、お答えになっていましたでしょうか?

▼これは「仕事」でも同じではないでしょうか?

たとえば、上司に言われた仕事をこなす。
それはとてもも大切なことです。

一方で、「なんでこんなことをやる必要があるんだろう?」と
違和感を覚えたのなら、言われたことをやり続けるのもいいですが、
「変えよう」という意識を持ち、何かを変えてみることです。
その違和感は、
「次のステップへ行きなさいよ」というお知らせなのです。

「上司命令だから…」と、
何も変えないのはもったいないことです。

それを超えるために何かを始めることが、
いずれあなたの力となり、オリジナリティとなるのです。

もし、あなたが上司だとして、
部下がスランプに陥ったり、悩みを抱えているのだとしたら…
それは「オリジナリティへのステップ」
だと考えてみてはいかがでしょうか?

オリジナリティを見つけるのですから、
「それは○○にすべきだ」
「それは△△にするのが正解だよ」
と、答えを与えてしまうと、オリジナリティが生まれません。

「どうしたらうまくいくと思う?」

と、相手に考えさせることが重要なのです。
(つまり、これがコーチング的な部下の育て方ということです。)

そうすることで、自分で考え、自分で問題を解決する力がつく。
そして、自分で考えて出した結果だから納得感がある。
さらに、自分で考えた答えだから、オリジナリティとなる。

というわけです。

違和感やスランプは、オリジナリティを作る「お知らせ」です。
ですから、とても大切なものなんですよね。

明日は、この違和感から多くのことを学び、
先日コーチングをご卒業したクライアントの声をご紹介したいと思います。

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