2009/06/25
第409号 大きな目で見ると、問題の解決策が見えてくる
こんにちは
私はお酒が好きですが、思い切ってお酒をやめることにしました。
その理由は…。
この続きは、あとがきで。
今日のトピック
起きている問題や課題を、広い視点から眺めてみると、解決策が見えてきます。
今日は、その方法をお話します。
今日のお話
読者さんからコメントをいただいておりますのでご紹介しますね。
▼左近さんより
—
いつも心を奮い立たせるコメント、ありがたく読ませていただいています。今
回の「やるだけやったら、自分の気持ちを大切に」は、まさに私も日々悩んで
いるところでした。この同僚のような人が私の近くにもいて、一緒に作業をす
るとひやひやのしどうしで、なかなか気持ちが吹っ切れることが難しいのが実
情です。自分の気持ちの中でどのポイントをどのように大切にすれば、自分を
見失わず割り切って仕事ができるのか、もう少し踏み込んで考えるときなのか
もしれません。
—
第407号 やるだけやったら、自分の気持ちを大切に
www.takewave.com/mailmagazine/2009/2009/06/19/1424/
へのコメントですね。
左近さん、コメントありがとうございます。
同僚に足を引っ張られて、なかなか仕事が進まないとき、
気持ちを吹っ切るのは難しいですよね?
こんなときは、物事の見方を別の角度から眺めることによって、
新たな解決策が見つかるかもしれません。
今日は、左近さんのお話を元に、
「大きな目で見ると、問題の解決策が見えてくる」
というお話をしたいと思います。
同僚に足を引っ張られているときのキモチ
「自分のスキルや才能を最大限に生かしたい!」
「みんなの役に立ちたい」
「仕事から充実感を得たい」
そのような気持ちがある人ほど、
周りから足を引っ張られてしまうとガックリきてしまいます。
そうすると、
「もっとミスせずにやって欲しいのにな~」
「”○○さんのチームは、ミスが多いよね~”と他からの声も聞こえてくる」
「一緒に仕事をしているとヒヤヒヤして、仕事が手につかない」
「足を引っ張られることによって、私の評価も落ちてしまうかも?」
そんな思いを抱いてしまうのは不思議ではありません。
それはまるで、無限の空に向かって上昇しようとしているのに、
なかなか上昇できない風船のようなものです。
あなたは風船です。
風船は、手を離せば自然に上昇していきます。
なんの束縛もなく、気流にのってどんどん上昇していきたいのに、
ふと気づくと上昇できない私がいる。
「あれ?}と下を向いてみると、
風船からぶらりと垂れ下がった糸を、誰かがしっかりと握っている…
そんな状況かもしれません。
風船を上昇させるために
このような状況下で風船を上昇させるには、3通りの方法しかありません。
1つ目は、相手に風船を放してもらう
2つ目は、自分で風船の糸を切っちゃう
3つ目は、相手にも風船をつける
これで、あなたは確実に上昇することができるでしょう。
状況によって、その解決策は違うと思うんですよね。
今から、その解決策の見つけ方についてお話します。
ちなみに、
第407号 やるだけやったら、自分の気持ちを大切に
www.takewave.com/mailmagazine/2009/2009/06/19/1424/
のお話は、2つ目の「自分で風船の糸を切っちゃう」という解決策ですね。
あなたのイメージの中で
あなたが風船だとしたら、あなたに見えている景色は、
あなたが下を向いていて、糸が垂れ下がっているのが見える。
その糸に、いつも足を引っ張る人がぶら下がっていて、
「上りたくても上れないじゃないかよ。早く手を放せよ~」
みたいな、景色ではないでしょうか?
そこからの解決策は、糸を切るぐらいしか解決策がありませんので、
まず、ちょっと視点をずらして現在の状況を眺めてみましょう。
全体が見えるところへ移動してみる
あなたは今、
相手が糸の先にぶら下がった状況をイメージしていると思いますが、
少し視点を変えてみたいと思います。
風船から離れて、
風船と、ぶらさがっている相手との、
両方が見えるところへ移動してみてください。
たとえば、鳥にでもなったような気分になって、
風船と、そこにぶら下がっている相手を眺めている…みたいな。
そうすると、風船と相手の関係が見えてくると思います。
ひょっとしたら、相手の足にも、誰かや何かがぶら下がっていたり、
(相手にも、成果が出せない何かがある。
他の同僚がさらに足を引っ張っていたり、
生活環境に異変が起きていた…などなど)
実は、相手にも風船がついているのにまだふくらみきっていない
(相手にはやる気があるのに、
それだけのスキルを身につけていないとか、
やる気を発揮できる何かが足りない…などなど)
相手はガンとして、自分の意思で地面から離れないようにしている…
(「私なんて…」というのがいつも口癖で、
何もやる気がない…などなど)
なんて場合もあるかもしれません。
相手が地面から離れようとしていないのなら、
放してもらうか、思い切って糸を切る。
相手についている他のおもりが重そうだったら、
おもりが取れるように手伝ってあげる。
風船がついているなら、空気を入れてあげる。
などの新たな解決策が見つかるかもしれません。
外から眺めると見えるものがたくさんある
普段、私たちは「主観的な私」しか見ていませんが、
「私を見ている私」
「私と相手の関係を見ている私」
このような、自分以外から自分を見ることによって、
自分や相手のせいにするだけではなく、
新たな解決策が見えてくる場合があります。
このような、
「外から眺める」
「全体を俯瞰(ふかん)する」
「一つ上の視点から見てみる」
という意識を持つと、
問題解決能力は格段に上がり、
感情に左右されるのを防ぎ、
気づきも生まれやすくなってくるんですよね。
(このような全体性の物事の見方を、「ゲシュタルト」と言います。)
コーチングとは、「全体性から物事を眺めること」
ちょっと話は脱線しますが、
コーチングとは、まさに「全体性から物事を眺めること」なんです。
一人で考えると、主観的な私が意識を占領して、
考えが一方向からしかできません。
解決策も少なく、新たな行動が生まれない…だから、結果が出ません。
コーチが、別の視点から問いかけることで、
新たな思考、新たな解決策、新たな行動が生まれ、
それを行動することで、今までとは別の結果が出る。
・・・というわけなんですよ。
以上、脱線終わり。
ということで
もし、同僚に足を引っ張られている方がいらっしゃいましたら、
闇雲に相手のせいにしても、問題は解決しないと思いますので、
まず、
風船と、それにぶら下がっている相手を、
鳥になったような気分で、
全体的にどんな環境におかれているのかを眺めてみてください。
その原因を知り、取り除くことで、
風船は無限に上昇していくと思います。
編集後記
この時期、毎年健康診断があります。
去年は肝機能のγGTPという数値が高かったので、
今年は健康診断前に調整しようかと思っています。
つまり、お酒をやめるのは、期間限定です(笑)。
学生時代の試験にたとえれば、一夜漬けみたいなものですね。










