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@IT自分戦略研究所「今週のリーダー」にインタビュー記事を掲載いただきました

2009-08-25

ITエキスパートのための成長支援メディア
@IT自分戦略研究所「今週のリーダー」にインタビュー記事を掲載いただきました。

「技術一筋」が「マネジメントも面白い」に変わった理由

第388号 相手を信頼して仕事を任せる

2009-05-19

今日のトピック


「仕事を任せる」というのは相手との信頼関係がないとできません。けれども、相手に仕事を任せることによって、自分ひとりでがんばらなくてもよくなります。今日は「任せる」についてお話します。

今日のお話


高木善之さんの「オーケストラ指揮法」という本はオーケストラを指揮する方のための本ですが、ビジネスの現場でも多くのことを学べる本です。

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法 高木 善之

www.amazon.co.jp/dp/4893465368/ref=nosim/?tag=takewavecom-22

今日は、相手に仕事を任せることについてのお話です。


アマチュアの指揮者は、奏者に任せられない


指揮者は楽器を持ちませんから、演奏は奏者に任せます。けれども、アマチュアの指揮者は奏者に任せられないと言います。もし、自分がトランペットをふくことが出来たら、

「ちょっとトランペットを貸してごらん、ここはこうやってふいたほうがいいんだ」

と実際にふいてみせるのだそうです。これは、アマチュアでは強みになるかもしれませんが、プロでは弱みになるのだそうです。それはそうです。プロの奏者に対して「こうしたほうがいい」と示すのですからね。

では、プロの指揮者はどうするのかといえば、演奏は奏者に完全に任せて、指揮者がどう演奏することを望んでいるかを、全身を使ってイメージさせるのだそうです。


あなたは、部下に仕事を任せられますか?


これを読んで、「任せることは大事だよな」と思うかもしれませんが、多くの人が、仕事を部下に任せられないのではないでしょうか?そうお思いになるのも不思議ではありません。任せることで仕事の品質が落ちてしまうかもしれませんし、自分のイメージどおりのものが出来てくるかわかりません。それならば、自分でやったほうが早い…。

私も、その一人でした。実際に仕事を任せようと思っても、先ほどのアマチュアの指揮者ではありませんが、「ここはこうして、そこはああやって…」とすべてを指示してからやらせていたものです。

部下の仕事を信頼していませんでしたし、時には、「ここはこうやったほうが絶対にいいんだよ…」と教えることで、自分を自慢したかったのかもしれません。


「信頼する」とは何か?


この本の中で、高木さんは信頼について次のように言っています。

「信頼は双方で作るものではありません。
 双方で作る信頼にはとても長い時間がかかります。
 信頼を作りたいのならば、まずあなたから信頼することです。
 任せるというのは、信頼ができてから任すものではありません。
 任すことによって信頼が作られるのです。」


任せたら、いちいち指示しない


以前は部下に仕事を任せられませんでしたが、コーチングで独立するころには以前より少しは任せられるようになったと思います。独立する半年前には、これまで自分が一人でやっていた仕事をすべて部下に任せました。

もちろん、全く不安が無かったわけではありません。たとえば、客先に提出する資料などもありましたし、最初のころは品質が確保できるように、定期的にチェックすることもありました。成果物に対してアドバイスすることはありましたが、最初から「ああしなさい」「こうしなさい」というのは止めました。

ある程度レールだけ引けたら、後は任せました。失敗して叱られるのも勉強だと思いましたしね。

任せることに最初は不安でしたが、任せると決めた以上は余計な口出しはしないと決めて、ちょっとした心のケアや、質問されたら「あなたはどう思う?」と聞いて、相手が自分で考えるスタイルに変えました。

最後は何もしなくなりました。任せることで、部下も育ったのではないかと思います。


今日で、「オーケストラ指揮法」を引用したお話は終わりにします


以前もお話したことがあると思いますが、私が管理者になって悩んでいたときに、「オーケストラ指揮法」は目からウロコが落ちた本の中の一冊でした。詳しくは本を読んでいただくとして、マネジメントにはとても役立つエッセンスが詰まっていると思います。

私たちの現場は、オーケストラのように全員が一定レベルのスキルを持ち合わせているわけではありませんし、時には指導したり、時には叱ったりすることも必要かもしれません。けれども、

・相手をプロとして扱う
・質問する
・ミスの指摘の方法
・信頼する
・一体感と感謝

など、組織にはとても重要なことばかりです。このようなことをベースにして、後はあなたの現場、現場でアレンジしてみてください。

今日で、「オーケストラ指揮法」を引用したお話は終わりにします。


編集後記


今年になって初めて、部屋の窓を開けて仕事をしています。高原の緑を抜けてきた、少しひんやりとした風がとても気持ちがいい。

これで仕事の効率も上がればいいのですが…。

では、また明日!

第385号 豊かな表情がチームを活発にする

2009-05-15

今日のトピック


100名からなるオーケストラでメンバーをまとめる指揮者。一度ステージに上がれば声を発することなどできません。その中で、指揮者はどのように意思表示をし、メンバーを導くのか?チームを活発にするために、仕事の現場ですぐにでも使える方法をお話します。

今日のお話


高木善之さんの「オーケストラ指揮法」という本はオーケストラを指揮する方のための本ですが、ビジネスの現場でも多くのことを学べる本です。

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法 高木 善之

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法

タクトを構え、聴衆を前に静まり返ったステージ。一度ステージの上にあがれば、指揮者もメンバーも声を上げることができません。演奏が始まれば、声などかき消されてしまいます。

その中で、指揮者はどのようにメンバーと意思疎通をするのでしょうか?


音楽の表情と指揮者の表情


タクトの振り方自体にも、意味があります。小さくふれば音を小さく、大きくふれば音を大きく、やわらかくふればやさしく、激しくふれば力強く……。

さらに、顔の表情は非常に重要だと高木さんは言います。

悲しい音楽の時に指揮者がニコニコしていたり、逆に、明るい音楽の時に怖い顔をしていたとしたら、奏者は戸惑ってしまうでしょうね。


私の経験:奏者として


私が学生時代に奏者だったころ、毎年の夏休み、吹奏楽コンクールに参加していました。年に一度の晴れ舞台。この日のために毎日厳しい練習をしてきたと言っても過言ではありません。

大勢の観客が見守るステージに上がります。空気が張り詰めたような緊張感がメンバー一人ひとりから出ています。

メンバーが全員着席したころ、指揮者の先生が少し遅れてステージへゆっくりと歩いてきて、指揮台へと上がります。

このときに先生がまずすることは……、緊張するメンバーに笑顔を向け、言葉にはならない「大丈夫だよ」という心の声をかけることなんです。そして、私たちもそれに笑顔で返すのです。

きっと先生も緊張していると思うのですが、先生は緊張感をほぐそうと、笑顔を演じていたのではないかと思います。


私の経験:部下の立場で


一方、社会人になってからはこのような経験があまりありません。特に、客先で常駐してプレッシャーにあえいでいたころは皆無と言っていいでしょうね。

客先の上司はしかめっ面でこう言います。

「活発に動いて欲しい」「自主的に行動して欲しい」

外注の私たちは、毎日のプレッシャーで、ただでさえ緊張状態です。活発に動いて欲しい、自主的に行動して欲しいのなら、どのような表情をすべきなのでしょうか?

しかめっ面でないことは、明らかですね。


私の経験:コミュニケーションツールとしての表情


私は20代のころ、「元ヤン(キー)ですか?」とか「怖い」と言われたことがよくありました。けれども、最近は「笑顔がいいですね」と言われることが多くなりました。

先ほどの、部活の先生ではありませんが、部下と接するときに、意識的に口元を上げるように意識していたからだと思うんですね。

そうです。「演じていた」んです。笑顔を。

一人でいるときは別に笑顔ではありません。(一人でニヤニヤしていたら気持ち悪いですしね。)けれども、部下の前で「笑顔を演じる」という習慣が、今では人前に出ると無意識に笑顔にさせてくれるようになったのではないかと思います。

少なくとも、笑顔でいると悪い印象は与えませんね。


少し大げさに演じてみる気持ちで


日本人は表情が少ないと言いますが、ちょっと表情を変えたぐらいでは、あまり伝わらないかもしれません。大げさなぐらいで丁度いいのではないかと思います。言葉でいいことを言うのは難しいですが、笑顔なら、最初は照れくさいかもしれませんが、いつでも始めることができると思います。

もしあなたが、活発なチームを作りたいのでしたら、表情を意識してみてください。ちょっと大げさに演じる気持ちで。その笑顔がメンバーに伝わり、次第に活発なチームになってくるのではないかと思います。


編集後記


昨日、平日の日中に草むしりをしようと思うと他人の目が気になるというお話をしましたが、人に行動しろと言っておいて、自分で行動しないのは潔くないので、一時間ほど土を戯れました。

隣のおばさんが声をかけてきました。「いつも偉いわねぇ」

「何か言われるんじゃないか?」「変な風に思われるのではないか?」というのは、私が一人で思い込んでいることなんですよね。

それでもやっぱり、多少は気になってしまいます(笑)。

では、また明日!

第384号 リーダーの資格

2009-05-14

今日のトピック


100名からなるオーケストラでメンバーをまとめる指揮者。リーダーとして相応の資格がなければ、プロの奏者を率いて、1つの音楽を奏でることができません。今日は、指揮者の資格から、仕事におけるリーダーの資格についてお話します。

今日のお話


高木善之さんの「オーケストラ指揮法」という本はオーケストラを指揮する方のための本ですが、ビジネスの現場でも多くのことを学べる本です。

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法 高木 善之

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法

昨日は、リーダーには肩書きや言葉以上に、信念、経験、人間的魅力など、さまざまな要素が融合して、「体からにじみ出るリーダーの人間性」が必要だというお話をしました。

www.takewave.com/mailmagazine/2009/2009/05/13/1384/

今日は、指揮者に必要な資格から、仕事におけるリーダーの資格について学びます。


指揮者の資格


オーケストラの指揮者として必要な資格はおよそ次のようなものだと、高木さんは言います。

1:楽器を専門的に演奏できる
2:スコア(総譜)が読める
3:ミスを聴き分けられる
4:絶対音感
5:音楽理論、音楽史、音楽解釈に精通していること
6:人間的魅力

ちょっとここで補足しておきますね。

総譜とは、全体の流れが分かるように、各楽器全ての楽譜が1つに書かれているものです。

絶対音感とは、ピアノで「ド」の音を出したときに、その音を聴いただけで(何の基準が無くても)「ド」と言い当てられることです。

これらをまとめると、1~5までは音楽的な専門技能や知識、そして、6番目が、昨日のお話にもあった、にじみ出るような人間性なのではないかと思います。


リーダーに必要な専門技能や知識


オーケストラの指揮者が全ての楽器を演奏できるわけではありませんが、何かしらの楽器は演奏できるそうです。もっとも、それは当然かもしれませんね。奏者としての経験が無ければ奏者の立場もわかりませんし。本で知った表面的な知識だけでは、奏者にすぐにばれてしまうでしょうしね。

仕事でもそうです。偉そうで口だけの人にはついていきたいとは思いません。

また、ミスをやり過ごすのではなく、きちんと指摘して改善を求められることも必要でしょう。そのためにも、経験に基づいたミスを見抜く力も必要かもしれません。

仕事でもそうです。たとえば、私がかつて専門だったITの世界では、プログラムは人が造るものですし、その中にバグ(プログラムの不具合)があって当然なんですね。経験を積んでいくと、「大体このあたりに不具合を作りこんでしまうんだよな」というのがなんとなく分かる。いいものを作るためには、ミスを見抜く力も必要でしょうね。

音楽で言う絶対音感については、仕事で言うならば、私は「自分の軸」と表現したいと思います。「社長がそう言っていた」「会社の方針だから」というような、他人の相対的な考えを軸にするのではなくて、「私はこう思う」「私はこのようにしたい」など、自分の軸があると説得力がありますよね?

このような、自分の専門的な技能や知識があることで、相手の気持ちが分かり、信頼度が増していくのではないかと思います。


リーダーに必要な人間的魅力


高木さんはこの本の中で、人間的魅力については次のようにおっしゃっています。

「コンピュータのように知識があり、メトロノームのように正確にリズムを刻んだとしても、人間的な魅力がない指揮者には、オーケストラのメンバーはついていかないでしょう。」

さらに、人間的な魅力とは、

「人間として学ぶところを持っている人、具体的にはやさしさ、暖かみ、包容力、寛大さ、前向きの姿勢、個性、夢を持っていることなではないかと思います。」

と高木さんは言っています。

メトロノームというのは、リズムを正確に刻むために練習で使うの機械ですが私が中学時代に指揮していたときのように、正確にリズムを刻むだけならメトロノームがあればいいんです。

仕事上のリーダーも同じですねよね?目標の数値を見せるだけなら、エクセルにでもやらせておけばいいんです。それに加えて、「この人についていったら、いい仕事ができる。なぜか楽しくなる。前向きになれる」そのような人間味も必要なのではないでしょうか?

世の中では、見える化や、マネジメントのノウハウがたくさんあります。それも確かに必要かもしれませんが、それは音楽で言えばメトロノームなのです。それに加えて、人間的な魅力が必要だと思います。

ひょっとしたら、「私には人間的な魅力なんてない」と思われているかもしれませんが、そんなことはありません。自分が失敗したら、「失敗しちゃった~」と言える、これも人間の味というものです。私も、いつも失敗してばかりですが、失敗を話すことで共感されたりします(笑)。

また、朝、少し早く行って本を読む。それも立派な前向きな姿勢です。そういったできることから始めることで、人間的魅力は少しずつついていくのではないかな?と思います。

技能、知識、人間的魅力……最初から全部持っている人など誰もいません。少しずつ、少しずつ自分のできることから行動すること。そうすることで、リーダーの資格は、次第に作られていくものなのかもしれません。

読者さんの声


太田さんよりいただいたコメントをご紹介しますね。



いつも楽しく読ませていただいております。

世間から言われる言葉でカリスマ性という言葉があると思います。
しかし、私はこの言葉がとても威圧的に聞こえて、あまり好きになれません。

そんな時、ある人がこんな言葉を教えてくれました。
それは『たたずまい』

その言葉が何故出てきたかというと、
ある人が、ゴルフの上級者に『ゴルフとは何ですか』と聞いたときに
返ってきた言葉が『ゴルフとはたたずまいのスポーツだ』だったそうです。

その人はその言葉がわからず、家に帰ってから辞書で調べたりして
その言葉の意味を必死で調べたそうです。
そして何となくでしたがその意味を理解したそうです。

本来の意味は建物や庭園の風景に対する言葉かもしれませんが、
私自身はリーダーとして求められるものが
この『たたずまい』のある人だと思います。

その場にいるだけで雰囲気にマッチするというか、
そういったものがこの指揮者の方には有ったのではないでしょうか?



『たたずまい』…いい言葉ですね。

老子の言葉に、

「最上の指導者は誰にも知られない。
 その次の指導者は人々に親近感があり、ほめたたえられる。
 その次のものは人々に畏れられる。
 最下等の指導者は人々に軽蔑される。」

という言葉がありますが、カリスマというのは、人々から賞賛されるのに対し、『たたずまい』は、いるかいないかわからない(けれども、影響力を持っている)という、最上のリーダーなのではないかなと思いました。

お互い、そんなリーダーになりたいものですね。

勉強になりました。太田さん、コメントありがとうございました!


編集後記


最近、気温が上がってきたので、庭の雑草がとても元気です。取りたいなぁと思っているのですが、日中にいい大人が草むしりをしていると他人の目がなんとなく気になります。「昼間っから草むしりなんて、あの人はどんな仕事をしているんだろう?」みたいな(笑)。

そうです。私は「他人の目が気になる臆病者」なのです。あはは。

では、また明日!

第383号 体からにじみ出るリーダーの人間性

2009-05-13

今日のトピック


オーケストラでは、指示や評価よりも、指揮者が指揮台に立った時、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽がはじまるかのほうが問題なのだそうです。これは、仕事の現場でも同じことが言えるのです。「体からにじみ出るリーダーの人間性」についてお話します。

今日のお話


高木善之さんの「オーケストラ指揮法」という本はオーケストラを指揮する方のための本ですが、ビジネスの現場でも多くのことを学べる本です。

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法 高木 善之

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法

昨日は、ビジュンや要求、指示、評価など、指揮者になるための重要な8つのポイントを紹介した上で、さらに重要がことがあるというお話でしたよね?

www.takewave.com/mailmagazine/2009/2009/05/12/1382/

その重要なこととは、

「あなたが指揮台に立ったとき、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽がはじまるかのほうが問題なのである」


ということでした。


高木さんがオーケストラ指揮者のオーディションを受けたときの話


高木さんは、元々合唱団の指揮者でした。けれども、一度はオーケストラの指揮をしたいと思っていたそうです。そして、指揮者になるためのオーディションに参加したのだそうです。

そのオーディションでは、簡単な自己紹介と曲に対する考えや説明を述べることになっていました。

オーディションが始まり、一人目の方は、

「私は○○音楽大学……。この曲は全体としてウィーン風にとらえ最初はやや軽い目に、テンポもやや速く入りまして……」

などなど、数分の説明をしたあとに、タクトを構えたのだそうです。そのとき、オーケストラのメンバーの一部の人が楽器を構えたものの、すぐに楽器を下ろしてしまったのだそうです。

「最初からお願いします」
「お願いします。構えてください」

指揮者は動揺しながらもタクトを構えますが、誰も構えなかったと言います。そのような状況が2人目、3人目と続いたのだそうです。

このとき、

「あなたが指揮台に立ったとき、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽がはじまるかのほうが問題なのである」


という意味が分かった、高木さんは言います。

そして、高木さんの順番。

高木さんは合唱団の指揮者です。さらに、工学部で物理学を専攻されていたそうですから、自己紹介のしようがなく、仕方がないので、どうせ楽器も構えてくれないから自己紹介も説明もやめて、腹を決めていきなりタクトを構えたんだそうです。

すると、なんと全員が楽器を構えたのだそうです。

プロのオーケストラを前にタクトを振り、タクトや感情の通りに演奏してくれるメンバー。気持ちのいい時間を過ごし、気がつけばオーディションは終わり、無事合格。

何が幸いし、何が災いしたのか、自分ではわからなかった。時間が経ってはじめてその意味を知ることになると、高木さんは言います。


一瞬で読み取られるリーダーの人間性


この本の中では、この後で指揮者のいくつかの資格について触れられています。高木さんが指揮台に立ち、タクトを構えたとき、奏者に一瞬にして伝わったのではないかと私は思っているんですね。

それを言葉にすると、「表情」とか「堂々とした振る舞い」などの言葉になるのかもしれません。そうなると「表情は笑顔で」「胸を張って」というようなテクニック論になりそうですので、今日はあえて言葉にするのはやめます。

しかし、「○○音楽大学卒業」という肩書きや、「速いテンポで」などの言葉ではない何かが伝わったのは明らかです。体からにじみ出る信念、人間性とでも言いましょうか。それが伝わったんだと思うのです。

あなたも似たような経験はありませんか?

どんないい言葉を使っていたとしても、一瞬で「この人は信頼できる人だ」とか「言葉だけだな」などということは分かるものですよね?

信念、経験、人間的魅力など、さまざまな要素が融合して、「体からにじみ出るリーダーの人間性」が、それを伝えているのではないかと思います。

では、体からにじみ出る人間性を作る要素とはどんなものなのでしょうか?明日は、「リーダーの資格」についてお話します。

読者さんの声


齋藤さんからいただきました声をご紹介したいと思います。



ビジネスコーチ テイクウェーブ 代表 竹内義晴様

こんにちは。いつも心に響くメールをありがとうございます。
本日のテーマ【しごとのみらい 第382号】リーダーはオーケストラの指揮者を拝見して、私が感じていた事と似ていたので嬉しくてメールしました。

私は先生と違い自分で楽器を演奏出来ません。オーディオが主人の趣味だったのと、愛犬にモーツァルトを聴かせると良いとかかりつけの獣医さんにアドバイスされた影響で、私も常に音楽に囲まれていました。ある時オーケストラを聴いていて、大好きなブーニンとは違う感動を感じました。厚みというか、重みというか・・・。

素人なりにその理由を考えてみました。

色々な種類の楽器が色々な音色で音楽を奏でます。突然突拍子も無い所からびっくりする音が飛び出します。でもそれが素晴らしい演奏になるのです。何故なのか?

私が出した答えは次の通りです。
1、自分のパートは自分の信念に基づいて責任を持って演奏する。
2、自分の信念を他のメンバーに認めてもらうと共に他のメンバーの信念も尊重する。
3、指揮者が求めている事を理解し、メンバー全員でその目標に向かって協力する。

「すべての人が心を1つにしなければいい音楽はできないからです。」

正に先生のおっしゃる通りですね。

そう考えた時、これは組織に当てはまるのではないか?と感じました。それ以来、問題が発生したり悩んだりした時は、心の中でオーケストラを奏でる事にしました。

実は私は先生より少し?お姉さんです。でも毎日頂くメールで、人生勉強をしています。これからもお体を大切に、無理をなさらず続けて下さい。

先生と出会えた御縁に感謝を込めて



上に書かれた3つの答えは、私もとても大切なことだと思います。齋藤さんがおっしゃるように、組織にも当てはまることばかりだなと思うんですよね。

音楽と組織…高木さんの本は、組織を動かす上できっと役立つと思いますので、ぜひ読んでみてください。

齋藤さん、コメントありがとうございました!


編集後記


5/23のセミナー「自分の答えの見つけ方」。最終締切は5/15です。

www.takewave.com/pseminar/selfcoaching/

残席わずかですので、申し込みをお忘れになっていたあなた。今ならまだ間に合いますよ。お申し込みはお早めに!

お会いできることを楽しみにしています。

では、また明日!

第382号 リーダーはオーケストラの指揮者

2009-05-12

今日のトピック


100人の個性の強いメンバーを集めて行うオーケストラの指揮は究極の人間関係であり、究極の経営。オーケストラの指揮から学ぶ人間関係構築の方法は、ビジネスでも非常に参考になります。何回かに渡り、「オーケストラ指揮法」を使って、ビジネスにおけるリーダー像を考察します。

今日のお話


実はボク、小学校から高校まで、吹奏楽をやっていたんです。トロンボーンという楽器を吹いていました。学生時代は夢中になっていたんですよね。音楽に。

中学3年の時には部長をやりました。部活の先生がいない練習では、タクトを持って指揮をすることもよくありました。

指揮をすることなんて簡単です。タクトを構えて、正確にリズムを刻めばいいんです。後は、全体のバランスを見ながら、上手く演奏できていないパート(楽器の種類の集まり)があれば、パート別に演奏させたり、一人ずつ演奏させてダメなところを指摘すればいいんです。

……と、ずっと思っていました。この本を読むまでは。

昨日、高木善之さんの「オーケストラ指揮法」を久しぶりに再読しました。

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法 高木 善之

地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法


読むたびに、とてもよいマネジメントの教科書だなと思います。そこで、何回かにわたってこの本の内容を引用しながら、ビジネスにおけるリーダー像を考察してみたいと思います。

もし私が中学時代にこの本に出会っていたとしたら…もう少しまともな指揮が出来ていたかもしれません。もっとも、中学生には、まだこの本の内容が理解できなかったかな?今なら、指揮者というものの本当の意味が、少しだけわかる気がします。


指揮は究極の人間関係


指揮は究極の人間関係であり、究極の経営だと高木さんは言います。なぜなら、オーケストラには個性の強い人たちが100名前後いて、すべての人が心を1つにしなければいい音楽はできないからです。

高木さんは元々合唱団の指揮者でした。そこから、オーケストラの指揮者になりたいと思ったのだそうです。

どうしたらオーケストラの指揮者になれるのだろうと思った高木さんは、指揮者になるための本を手にしたそうです。オーケストラの指揮者に重要なポイントとして、次の8つのポイントが書かれていたそうです。

・ビジョンを明確に
・タクトを正確に
・要求はできるだけ高く
・指示は簡潔に
・評価は明確に
・楽団員の意識、意欲の高揚
・いったん出した要求は簡単に下ろさぬこと
・指揮者としてふさわしい態度



それに加えて、こうも書かれていたそうです。

「これらができれば誰でもオーケストラの指揮ができるわけではない」


これらのほかにもっと大切なこととは、一体何なのでしょうか?


指揮者の人生そのものが問われる


参考にした本には、こうも書かれていたそうです。

「あなたが指揮台に立ったとき、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽がはじまるかのほうが問題なのである」


高木さんはこれを読んで、何のことだかさっぱり分からなかったそうですが、指揮者になるためのオーディションを受けて、高木さんはこの意味を目の当たりにすることになります。


ビジネスにおけるリーダーとは何か?


オーケストラを指揮するに当たって、8つの重要なポイントがありましたね?ビジネス上でもこれらのことはとても大切だと言われていますし、多くの理論が書籍などで紹介されています。

たとえば、ビジョンを掲げること。これは最近特によく言われることです。

では、企業理念のようなビジョンを掲げて、本当によいチーム作りができるのか…というと、そうでもないというのが多くの方の感想ではないでしょうか?

ひょっとしたら、私たちが必要なのは、8つのポイントであげたようなことではなく、

「あなたが指揮台に立ったとき、メンバーが意欲を持って演奏をしたくなるかどうか、もっと厳しくいうならば、楽器を構えるかどうか、音楽がはじまるかのほうが問題なのである」


こちらなのかもしれません。

この続きは、また明日お話します。

編集後記


昨日、空いた時間を見つけて畑に種と苗を植えました。基本的な野菜は両親が作っているので、私がつくるのはめずらしいものばかり。

昨日植えたのは、「パプリカ」「チコリ」「フルーツミニトマト」「ズッキーニ」。後は、二十日(はつか)大根を植えました。

最近、ホームセンターに行って珍しい苗を探すのが楽しみです。

えっ?38歳の趣味じゃないですって?

でも、農業ってただ作って食べるだけではなくて、そのプロセスがビジネスにそっくりなんですもん。たから、楽しくて楽しくて…。

では、また明日!

第380号 「ねぎらい」が人を動かす

2009-05-10

今日のトピック


人を動かすために必要なのは、プレッシャーか、ねぎらいか?この違いが、人を成長させ、組織を成長させるのです。今日は、私が実際に「この人のためなら、全力で協力しよう」と思ったリーダーの一言をご紹介します。

今日のお話


5/16に、地元消防団で操法大会というイベントがあります。武道には型があるように、消火作業で使うポンプやホースの使い方にも型があって、操作をいかに早く正確行うことができるかを競う大会です。そのために、約10日間、毎朝5:30に集まって練習をしています。

私は毎日携帯のアラームを目覚まし時計として使っていますが、土曜日の朝、携帯を枕元におくのを忘れてしまいました。ふと目を覚ますと、時間は6:15。

「や、やべぇ。寝坊しちゃった~」

急いで消防服に着替えて練習会場に向かいました。

6:25、会場に到着。「怒られるかなぁ…」何か一言あるだろうと覚悟して、

「すいません、寝坊しちゃいましたm(__)m」

と謝りました。そのとき、私にかけてくれたリーダーの一言に、私は胸を撫で下ろすとともに、「この人はすごいな」と思ったんです。

「3日目ぐらいになると、起きられないよね~」

リーダーは、私が寝坊をしたことを気にしているだろうということを察して、私へねぎらいの言葉をかけてくれたように思いました。

「二度と遅刻はしないようにしよう」

私はそう心に誓ったのでした。


プレッシャーか、ねぎらいか


仕事上でもよくあることですが、遅刻した人へどのような言葉をかけるかは悩むところです。

「お前なぁ、みんなちゃんと集まっているのになんで遅れて来るんだよ」

という言い方も出来るでしょう。相手もこの言葉で「気をつけなきゃ」と思うかもしれません。

今回、私もこのような言葉をかけられるだろうと覚悟していたのです。けれども、リーダーがかけてくれた言葉は、毎日早起きする私へのねぎらいの言葉でした。私の中では、責められるよりも、もっと強い決意として、「二度と遅刻はしないようにしよう」と思いました。

もちろん、遅刻が目に余る場合にはプレッシャーをかけることが必要な場合もあるでしょう。けれども、相手がどのような状況に置かれているのかを考え、言葉を選択することで、相手の成長を促すことができるのではないかと思います。そして、「この人はすごいな」「この人のためなら、全力で協力しよう」という気にもなり、協力してくれるようになるのではないでしょうか?


編集後記


奥さんの実家に来ています。獅子が舞うお祭りを見に来ました。上の子が小さいころは怖がって泣いていましたが、1歳半の下の子は怖がることもなく、太鼓にあわせて体を揺らしていました。

同じ親から生まれているのに、ずいぶん違うものだなぁと思いました。

では、また明日!

第369号 やる気がない部下を巻き込む一言とは?

2009-04-29

2009/4/29配信 第369号
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し ご と の み ら い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪♪♪

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

【わたしの未来は、わたしが決める】

コーチングを中心に、リーダーシップ、マネジメント、組織作り、
モチベーションアップ、自分自身との関わり方など
あなたのビジネスや生活に役立つ情報をリアルタイムにお送りします。

熟読するもよし、ヒントにするもよし。あなたの立場でご活用ください。

解除方法はこのメルマガの最後にあります。

━☆ 今回のトピックス ☆‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━

1:こんにちは 竹内義晴です
2:今日のお話:やる気がない部下を巻き込む一言とは?
3:あとがき

━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━

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┃1┓こんにちは 竹内義晴です
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨日、ホームページに「コーチングとは何か?」に関する音声を載せました。

こちらでお聴きいただけます(約18分)。
(緊張しているので、やや噛みぎみです(汗))。

www.takewave.com/nlpcoaching/

・コーチングとは一体なにか?
・コーチングはどのように行うのか?…コーチングの流れについて
・コーチングメリットは何か?

の3点について言葉に表してみました。

出来は赤点ギリギリの60点といったところ。
もっと良くしたいので、改めて録音しなおそうかなぁと思っています。

┏┓
┃2┓やる気がない部下を巻き込む一言とは?
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今、私が属している組織は、

・単なる会員のもの
・NPOの理事
・地域活動

など、いくつかありますが、基本的に参加の強制力はありません。
出たり、出なかったりは自由です。

参加する立場でしたら気が楽ですが、
人を動かす立場ですと、この「自由」というのが結構厄介です。

たとえば、何かしらの会議やイベントがあるときに、

会社なら、
「お前なぁ、みんな出るのにそれでいいのかよ」とか、
「そういう態度でいいのか?仕事だぞ!」とか、
ちょっとプレッシャーでもかければ集まりますが

強制力がない組織の場合はそれが通用しませn。
「その日は仕事で…」と言われたらアウトです。

その中で、先日とても上手くいった事例がありますのでご紹介しますね。
会社組織でも、きっと応用できると思いますよ。

▼それは、地域活動での話なんです。

以前もお話したことがあると思いますが、
私の地域は60世帯ほどの小さい地域です。

何か行事があるときに、
いつも活動に参加してくれる人もいれば、参加してくれない人もいます。
人数が少ないので、参加してもらわないと困ることもあるんですね。

5月中旬に人手が必要な行事があるのですが、
私より年齢が5歳ほど若いA君は、いつも参加してくれません。

今までは、A君にこんなお願いをしていました。

「5月○日の行事なんだけど、
人数が少ないから参加して欲しいんだけど…」

A君が参加しない理由はいつも、「仕事なんで…」です。

もっとも、A君は土日が休みではない仕事をしていますから、
「仕事なら仕方ないよね」といつも割り切っていました。

▼それでも、人数が足りず…

今年に入って、引っ越した人や役を外れた人がいたりして、
今年は特に人数が足りないんです。

A君に参加して欲しい。
けれども、A君はいつも行事に参加してくれません。
ですから、仲間からも、

「Aはいつも出てこないからなぁ」
「やる気が無くてだめだよ」

という声が出ていました。

いつもは、私が電話することはないのですが、
今年は私が電話をかけることにしました。

竹:「トゥルルルル…トゥルルルル…」
A:「はい、Aです」
竹:「あっ、A君?こんばんは。竹内です。今大丈夫?」

(携帯なんで、一応確認して…(笑))

A:「はい、大丈夫ですよ」
竹:「毎年ある○○の行事なんだけどさぁ」
A:「あぁ、はい」

(A君は、状況を察したようです。
私たちはいつもならここで、「お願いしたいんだけど…」と言います。
A君は「仕事で…」と言います。
でも、今年はこんな言い方をしてみたんです。)

竹:「5月○日なんだけどさぁ、○○の行事があるんだけど…

【一緒にやろうぜ!】」

A:「竹内さんはどこを担当するんですか?」

(あれ?「仕事でダメですね」とは言ってきません。)

竹:「う~ん、それはまだこれから決めるんだけど、【一緒にやろうよ】」
A:「まだ仕事の日程が決まっていないので、また連絡しますよ」
竹:「こっちから電話したほうがいい?
それとも、そっちから連絡くれるほうがいい?」
A:「僕から電話します」
竹:「いつごろ電話くれる?」
A:「4月23日から25日までには電話します」
竹:「じゃぁ、電話待ってるね。よろしくね~」

電話を切りました。
さて、A君はどんな返事をくれるでしょうか?

▼25日を過ぎても…

実は、A君は連絡をくれませんでした。

「あ~、今年もやっぱりだめかなぁ」

と思いました。だめならだめで、次の段取りを考えなくてはいけません。
そこで、A君に電話しました。

竹:「ところで、この間電話した5月の行事なんだけど、どう?」
A:「大丈夫ですよ」

A君は、ちゃんと休みをとってくれました。
うれしかったですね。

▼A君は行事に参加してくれることになりました

なぜ参加してくれるようになったのでしょうか?
A君にはその理由を聞いていませんので、
それははっきりとは分かりません。

けれども、A君に電話したとき、
実は地域の仲間が、私の電話を聞いていたんですね。
そして、私にこう言うのです。

「今までは「お願い」をしていたけど、【一緒にやろうぜ】はいいね。」

確かに、私がお願いされる立場なら、
「お願い」をされると断ろうかなぁと思いますが、
【一緒にやろうぜ】なら、一緒にやろうかなぁと思うかもしれないなぁと、
後になって気がついたんです。うん、これはいいなと。

▼【一緒にやろうぜ!】を会社組織に使う

これって、どんな組織でも使えると思うんですね。
誘われる立場だったら、「お願い」されるよりも、

【一緒にやろうぜ!】

のほうが、熱意を感じませんか?

もし、あなたがリーダー層で、
部下を巻き込み、組織を活発にするために、
こう誘ってみてください。

【一緒にやろうぜ!】

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┌───────────今日のポイント───────────┐
部下を巻き込み、組織を活発にしたいのなら、「お願い」するの
ではなく、【一緒にやろうぜ】と誘ってみよう。

「お願い」は理由をつけて断りたくなるけれど、【一緒にやろう
ぜ】なら、熱意が伝わる。
└─────────────────────────────┘

┏┓
┃3┓あとがき
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

音声って、気に入らない部分だけを入れ替えられないのが困りますね。

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第368号 人を動かすのが上手い管理者の特徴

2009-04-28

2009/4/28配信 第368号
♪♪♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
し ご と の み ら い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪♪♪

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

【わたしの未来は、わたしが決める】

コーチングを中心に、リーダーシップ、マネジメント、組織作り、
モチベーションアップ、自分自身との関わり方など
あなたのビジネスや生活に役立つ情報をリアルタイムにお送りします。

熟読するもよし、ヒントにするもよし。あなたの立場でご活用ください。

解除方法はこのメルマガの最後にあります。

━☆ 今回のトピックス ☆‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━

1:こんにちは 竹内義晴です

2:今日のお話:人を動かすのが上手い管理者の特徴
3:あとがき

━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━

┏┓
┃1┓こんにちは 竹内義晴です
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

明日は4/29でお休みですね。
明日からゴールデンウイークという方もいらっしゃるかもしれません。
帰省や観光など、外出される方も多いことでしょう。

どうぞ、楽しい休日をお過ごしください。

▼スカイプテストのお申し込みありがとうございました。

ご賛同いただきましたみなさま、ありがとうございます。
改めてご連絡をさせていただきます。

┏┓
┃2┓人を動かすのが上手い管理者の特徴
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、これまでは個人のスキルや考え方についてのお話をしてきました。

実は、最近「人の動かし方」についての事例がいくつかありましたので、
大好きな分野でもある、リーダーシップやチーム作りについて
しばらくの間、お話をしようかなと思っています。

▼先日、地元地域活動の会議がありました。

4月は人が入れ替わる時期ですよね?
みなさんの組織でも何かしらの変更があったかもしれません。

地域というのも、ひとつの組織ですが、
人の入れ替えによる役員の引継ぎがあったんですね。

そこで、「人の動かし方」が上手い人と下手な人を
垣間見ることができました。

▼役員をはじめて引き受けてくれたTさんの不安

ある役員をはじめて引き受けてくれたTさん
今まで担当だったOさんがTさんへ仕事を引き継ぐことになりました。
Oさんは自分中心で、自己主張ばかりするタイプ。

Tさんへの引継ぎも、
いかに自分がこれまでがんばってきたかを主張しながら、
こう言いました。

「これはねぇ、すごく大変なんだよ。
○○はこうしなければいけないし、△△はあぁしなければいけないし。
最初の年は心配だから口出しするよ。」

大変だ、大変だと聞いたTさん。
「しなければならないこと」ばかり言われるので不安そうです。

▼Tさんの不安を払拭させる一言とは?

その様子を見かねたGさんが口をはさんできました。

「大丈夫、絶対にうまくいくよ。好きなようにやっていいんだよ。
ちゃんとみんなでフォローするから安心してやりなよ。」

Gさんの言葉に、
Tさんは「なんとかなるかな」という安心した顔になりました。

▼OさんとGさんの違い

Oさんは、過去がいかに大変だったかを話しています。
しかも、表現は否定的です。
(なんだか、萎縮してしまいます。)

一方Gさんは、未来が上手くいくことを前提に、
イメージさせながら話しています。
表現は肯定的で前向きです。

【失敗しないためにどうするか?】ではなく、
【うまく行くためにはどうするか?】

という表現の違いがありますよね?
これ、人を動かすためのポイントだなぁと思います。

さらに、「みんなでやる」と言うことにより、
個人にかかる心の負担も軽減したのではないかと思います。

周りからも「そうそう、みんなでやろう」という声が聞こえてきました。

▼このシーンで二人が話しているのは……

「仕事を引き継ぎたい」
ということに変わりがありません。

けれども、「どのように言うか?」で、
相手をモチベートさせることもできるし、
ディモチベートさせることができる。

言い方って、大切ですね。

▼会社でも同じですよね?

多くの人がプレッシャーをかけて人を動かそうとします。
けれども、ちょっと言い方を工夫すれば、
プレッシャーをかけて相手に嫌な気分にさせることなく、
お互いが気持ちよく動いてくれるようになります。

「何を言うか」に加えて「どのように言うか」……
少しだけ考えて言い方を変えれば、
もっとチームは活発になると思います。

コミュニケーション力って大切ですね。

▼コミュニケーションを学んでいない私たち

チーム作りやお客様との対応など、
コミュニケーションはすごく大切だと思うんですね。

けれども、私自身、会社に勤めていた時代には、
仕事上の技術的な研修を受けに行ったことはありましたが、
コミュニケーションに関する研修を受けたことがありません。

ですので、

「言わなくてもわかるだろう」
「誠意があればわかってくれる」
「プレッシャーをかける」

など、私がチームを持ったときは、
精神論中心で関わってきました。
もちろん、結果はダメダメでした。

(プレッシャーが必要な場合もあると思いますが)
精神論やプレッシャーだけで、
本当にいいチームが作れるのでしょうか?

常にさらされるストレスへの対応、モチベーション……

コミュニケーションは、
チームワークの良否、プロジェクトや仕事の成功を
大きく左右するきわめて重要な要因なのに、
コミュニケーションに関しては、
意外と我流や経験のみに根ざしたやり方が一般的です。

それで十分対応できるのかな?と、思うんです。

新しい年になって、
新しくマネジメントの仕事をされる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
新しい人が入ることで、
今までと違う雰囲気に戸惑っている方もおいでかもしれません。

私もとても苦労してきたので、大変な気持ちがよくわかります。

▼ということで

明日以降は、コミュニケーションに役立つお話を
していきたいと思います。

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┌───────────今日のポイント───────────┐
仕事を依頼する際、同じことを言うにも、言い方によって
相手をモチベートすることもできるし、ディモチベートすること
もできる。

【失敗しないためにどうするか?】ではなく、
【うまく行くためにはどうするか?】

未来志向の肯定的な言葉は、相手を安心させ、やる気を起こすこ
とができる。

「何を言うか」に加えて「どのように言うか」がポイント。
└─────────────────────────────┘

┏┓
┃3┓あとがき
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

連休中は、慣れないドライバーも多いでしょうし、
今年のゴールデンウィークは高速料金も安くなっている関係で渋滞も多い
と予想されていますね。

どうぞ、お気をつけて。

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