- 2008-02-06 (水) 14:21
- 行動する
「行動を起こす」について連載しています。前回の記事は、こちらから読んでくださいね。
今回は、「苦悩と快楽を入れ替える」についてです。
私たちの行動は「苦悩と快楽の綱引き」で決めています。しかも、快楽を
求めることよりも苦悩を避けることを重要視しているようです。
苦悩を下げれば行動できる
私の「禁酒」を例にすれば、禁酒中に意思の強さだけでお酒の誘惑に打ち
勝とうとしても決して長続きはしません。それは「お酒を断つのは難しい」
という苦悩が私の中で存在しているからです。
そこでまず「お酒を断つのはそんなに難しくないかも?」と思わせる必要
があります。そこで、禁酒に対してやったのはこんなことです。
まず「お酒は飲みすぎると肝臓が悪くなる」という連想を作りました。
「止めないと損するぞ」って連想ですね。
この連想は簡単でした。晩酌の時間になると、健康診断の結果を見て
「ガーン」となったことを思い出しました。でも、それだけでは「お酒を
断つのは難しい」という苦悩は若干あります。そこで「二日酔いで気持ち
悪い朝」を思い出すことにしました。トイレでもどしているあの映像です。
(トイレのあの映像や味や臭いですよ。あ、すみません。汚い話で…)
そんな連想をすると、止められない苦悩から「止めたほうがいいな」という
気持ちに変わっていきました。
快楽をあげて効率を高める
さらに、快楽をもっとあげれば効果は高まります。「アルコールにコント
ロールされないことは好ましい」という連想を作ります。
「アルコールにコントロールされないことは好ましい」という連想ですが、
健康診断で肝臓の数値が低いことを想像してみました。そして、一日止め
てみてできたら、「今日はできた」と自分をほめます。翌日、その次も
「今日もできた」とほめる。次第にできることが喜びになって、「あ、
コントロールできてる!」と快感になってきて、さらには体重も減ってきて、
「おぉ、体重のオマケまで!」と、アルコールを断つことがより快楽に
なってくるのでした。
行動したいときは、無理に頑張る前に苦悩と快楽に向き合ってみてください。
・それは行動はあなたにとって何が苦悩なんですか?
・その苦悩を続けることで、何を失うのですか?
・その苦悩を、減らす方法はありませんか?
・それを行動すると、どんな快楽が待っていますか?
そして、できたらちゃんと自分をほめてあげてくださいね。
最後に…
以前の「行動の「原因」を変える」という記事で、私は「報酬が大切」と
いう話を書きました。
何か行動を起こすとき、それまで起こさなかった事にもちゃんと原因が
あるはずなんです。
私には「一日の区切り」という「お酒を止めない原因」がありました。
それを無理に奪ってしまうとかえって飲みたくなるはずです。ですから
アルコールは止めても「一日の区切り」の代替をきちんとあげなければ
体が納得しません。私はノンアルコールビールが「一日の区切り」にな
らないか試しました。結局、いろいろ試した結果、ノンアルコールビール
が水になり、今では水も不要になりました
「一日の区切り」への代替報酬。それが、ノンアルコールビールであり
水。無理に絶つのではなく、ちゃんと変わりを自分にあげる。それが
長続きさせるコツですね。。
無理にフタをしないでちゃんと向き合えば、あなたの行動は一歩
前進すると思いますよ。
次回は、「行動に必要な「リアリティ」」というテーマでお送りします。
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